"厳選した素材で作る本格キムチ"
-奥深いキムチ-
どんな料理も使う食材により美味しさが変わります。
キムチのたれを”ヤンニョンジャン”と言いますが、(漢字で書くと”薬念醤” なんだかとても頼もしいと感じてしまう字面です。)
薬念醤とは、キムチたれだけを指すのではなく食で健康を保つという思想からなる韓国の万能調味料を指します。
日本では明治時代に”嘉味(良い味)は消化を促進する”と唱えられており、
世界でも食で病を治す治療法が古代ギリシャ時代にあったと伝えられているほど“食”はとても大切なのです。
まずは食事は正しく美味しくあることが大切である考えは遠い国でも共通しているのですね。
自然素材を混ぜ合わせるから生まれる味。
キムチを漬ける薬念醤は既製品の味ではなく、たれも一からつくる家庭の味、商店街の味を目指しています。
にんにくは臭いだけではない
にんにくは、毎日工場ですり潰した生にんにくを使います。生にんにくをその都度すり潰すことで強いにんにくの味や香りではなく本来のにんにくがもつ、甘さ、旨さ、まろやかさが薬念醤の味の一つになります。
生姜は安定した辛みを
生姜は予めおろしたものを使います。生姜は個体差により辛み成分に違いがあるのですが*おろしてから一定時間経過した生姜を使用する事で薬味として安定した辛みを加えることができます。
オキアミには天然の旨みを
乾燥オキアミを自社ですり潰し薬念醤の旨みに使用します。本場韓国でも一般的にキムチには”オキアミの塩辛”を使われています。しかしオキアミの塩辛に、魚貝臭を感じキムチ自体を嫌いになられる方もいらっしゃいます。コーライ食品のキムチは乾燥オキアミを旨みに使用する事で、オキアミそのものと潮の自然の旨みだけが加わり魚貝臭はほとんど感じないキムチができあがります。
唐辛子には美味しさを
本場のキムチや鶴橋のキムチは唐辛子に辛さは求めていません。香辛料には刺激だけではなく本来は果実のような甘さ、旨味、香ばしい香りが際立ち食欲を増進させる効果があるのです。コーライ食品が考える唐辛子の概念には”辛さ”はなく、旨み、味、香りの他にザラっとする舌触りにまでこだわり、キムチの具材の一つとして捉えています。
愛情を持ち野菜を育ている農家さん。
”沢山はつくれないけどうちの野菜でキムチを漬けてみない?”と声をかけて下さる農家さん。普段市場には流通させないひとかぶひとかぶに目が行き届く畑で育てられた野菜はひときわ大切に育てられます。このような野菜は味が濃くて一段と美味しく育ちます。農家さんが手塩にかけた野菜をキムチに漬け、お客様やご家族に最後の一切れまで喜んで頂ければ農家さんも加工者も仕事が誇らしく思えてきます。
・淡路の玉ねぎ畑の土壌で育つ白菜、
・海風が強く風通しの良い明石の山間部で育つ野菜、
・大阪の和泉市に残る豊かな自然に囲まれたみかん畑の傍らで育つ野菜・・などがあります。
こんな好奇心がそそられる野菜を一部ですがコーライ食品のキムチに漬けさせていただいております。
白菜1つをとっても旬があり、品種も様々あります。
美味しい物をつくりたい信念を強くもつ農家さんからは野菜の旬による特性を学び、漬物に合う品種を学び、選んだ品種を作付けしてもらう活動をしています。農家さんと対話する機会ができたことで、季節により変化する野菜の味を美味しく楽しんでもらいたいと品種の選定をし大切に育てられている事を知ることができました。また農家さんが厳選された品種の白菜をキムチに漬けたらどんな風に変わるのか、加工者もワクワクします。ほとんどのお漬物は加熱調味しない食品です。その分使う素材全ての味が生きた食品であるからこそ、キムチの材料一つ一つにこだわらなくてはと考えています。
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